軍団ひとりのコラム

本日昼から武蔵小金井の武蔵野公園でnkw夏祭り興行に参戦する。

初めてのnkw、初めてのハードコアマッチにワクワクしている。
練馬のドンキに買い出し行ったり、サミットDVD見たりしてテンションが上がって寝れてない。


他団体に参戦することは選手として場数を踏むことももちろんそうだが、いろんな人に触れ合うことの意義深さが詰まっている。
あちこちリングを経験する内に自分の学生プロレスにおける価値観が少しずつ変わっていくことを感じて楽しい。

プロレスもセックスも勉強も人生も全てがそうだが、経験してから考えていかなきゃ分からない。
自分にとってそれが良いことか悪いことか考えるにはまずそれを経験しなければならない。
経験するにハードルがあるならそれを超えるべきだ。超えることに時間と労力を惜しんではいけない。

人間どれだけ頑張ったって大して世界は変わらない。他人からしたら努力の大小に価値はない。
とにかくゴールまでやりきって、勝ち負けつけなきゃ評価されないし自分でも評価できない。
経験することはとりあえずやりきってみることを意味する。最近になってようやく、諦めることの勿体なさが分かった気がする。

勝負論に燃えて、やりきって結果出している人に会うと凄く尊敬できる。
例えそのプロセスが間違っていても目標がおかしくても「やりきっていく人」はみな輝いている。


人は死ぬ間際になって初めて自分が生きてきたことを評価できるんだろう。
生まれる前から自分が生まれることの良し悪しを考えるヤツはいないだろう。
とにかく生まれて、生きて、その意味を考えていくんだと思う。
人生にはただ意味があるだけで、その意味は生き抜いて初めて分かるんだと思う。
幸せだとか不幸せだとか相対的なもんに左右されて諦めてはいけない。

とにかく何事もゴールする、ゴールを経験してからこの孤独なレースが自分に与えた意味を考える。
今の僕らはただひたすらにそれを繰り返していく時期なんだと思う。




「やらない後悔よりやって後悔」
実際あらゆる面でやって後悔したことなんかない、やった充実感が勝ってる。
だから今日もやってみる。やって考える。意味はいつか出てくる。