軍団ひとりの放蕩ムスコラム

学生プロレスサミット2009を見返す。
第四試合「童貞ｖｓ非童貞」と銘打ったポイズン石田CHERRY＆モー！マイティ(SWS)ｖｓＨＤＴスタイルズ(SWS)＆ＢＩＭＡ(UWF)が何回観ても名勝負。

学生プロレスの選手達のバックグラウンドを占める童貞論をコンセプトにした明瞭さ、さらにBIMAら非童貞組のテクニックとオーラが素晴らしく童貞組のがむしゃらな粗さとマイティの愛嬌のなさが半端ないコントラストを生み出している。
まさに今こそプロレスに求められる「どっちが勝つのか！？」というスリルに客が引き込まれ、選手に声援を送りたくなる。ポイズン石田CHERRYて冴えない名前が名付け親ながら凄く良い。
またレフェリーが勝手知ったる健遅漏選手(UWF)、実況解説は金的桜ヶ丘にソルト佐藤と言うHWWAの黄金コンビ。
イケメン非童貞達の華麗な技を食らって食らって食らったところで童貞が粗いバックドロップで一矢報いるこの王道ぶり。「CHERRY、お前は卒業できるぞ！」と声を枯らす実況勢に客もヒート。最後はイケメン勢の猛攻に崩れ３カウント。その瞬間の会場の落胆ぶりに全てが表れています。

これ見てから休憩空けの軍団ひとりｖｓ透明人間を見ると改めてプロレスが良く解んなくなってしまいました。我ながらどうかしてるとしか思えない一人コント。レフェリーと実況とセコンドで試合の７割が形成されています。
要所要所で反省点があるけど二度とあのレベルの試合はできないと思います。まぁ友達がいないって理由もあるけど(←ねーよ！)(←…あるよ)

とりあえず軍団ひとりのターニングポイントとなる試合です。正直今スタイルに悩んでいます。一人二役とか考えてますがとりあえずピープルズチャンプを目指して統一ヘビーに挑戦します。
今年の学祭、サミットはどうなることでしょう。最大にわがまま言います。だって“現役”で“代表”の俺が今のNUWAで一番偉いもんね！