軍団ひとりのコラム

三沢選手の訃報にただただ動揺しっぱなしの1日でした。TVやネットであらゆる追悼特集を見て悲しみに暮れています。

三沢の存在はプロレスの受身の代表格でありある種の代名詞、三沢がいたからこそプロレスが良いものとして許されてきたとも言えます。
その三沢がバックドロップで死去。学生プロレスの安全性の根本が揺らぐような出来事です。三沢ですら死ぬようなことを学生がやるのかと非難されると返す言葉もありません。

受身やケガの対応等の安全面をしっかりとすれば危険性が薄まる訳ではありません。常にケガの危険性は高確率に存在し、受身は危険をスタートにした緊急の逃げ道でしかありません。 錯覚に過ごしてきた日々を痛感しました。
僕達学生プロレスも改めて危機管理と自覚力を念頭に明るく楽しいプロレスを伝えていきます。ある意味いまこそ底辺の僕等が頑張らなければなりません。
プロレスファンのみなさん、学生プロレスファンの皆さんに安心して応援していただくために今後も安全第一を心がけていきます。よろしくお願いします。

そして改めて今回の不運を悔やみ、偉大なる故人三沢光晴選手のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。